| 三芳庵は、兼六園が一般開放された翌年の明治8年に、お隣にある前田家の茶室・夕顔亭を管理する為の『本館』とすぐ前の瓢池の畔に浮かぶ『水亭』、そして瓢池に落ちる翠滝の上に建つ『別荘』(現在はありません)の三つの庵を持つことから『三芳庵』と名付けられました。 |
夕顔亭(左)と本館(右) |
瓢池と水亭 |
三芳庵は創業以来、皇族の方々をはじめ、多くの著名人にお越しいただいた由緒ある場所でもあり、また地元の方はもとより金沢を旅する多くの人々から愛され親しまれている老舗料亭です。 | ||||||||||
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代々の藩主が夕顔亭の中でこの滝音を聴きながら一服のお茶を楽しまれた風情が思い浮かぶようです。
また池畔の楓は十一代藩主治脩公が遠く竜田・高尾・小倉山などより取り寄せ、京都の嵐山を模して植えられたもので、秋には美しい紅葉が錦織りなします。
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〜 僕今犀星先生の世話にて兼六公園の中の三よしと申す御茶屋に居り、豪奢をきはめ居り候・・・(中略)
屋を繞って老扶疎、樹間に瓢池を臨み、茶室の外には滝のある次第、風流おん察し下され度候 〜 友人宛の手紙より
| そんな由緒ある別荘ですが老朽化により 平成二十年六月に、惜しまれながら長い歴史に幕を下ろしました。 |
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